Video tips:待望のビデオ・インターフェイスAvid Artist | DNxIOを検証! No.1

Mojo/Nitris DXの製造完了以来、長らくカタログにラインナップされなかったAvidビデオI/OのNew Commer、Artist DNxIOがついに登場!MCでの動作を確認すべく検証してみました!


昨年のNAB 2015にて発表されたAvidのNew CommerであるビデオI/O、Artist DNxIOが昨年末ついにリリースとなりました!

2015 NAB Show Day 2 : Avid Part.1 >>

その際にもレポートさせていただきましたので、ご記憶の方も多いと思いますが、基本的にはAvid Artist | DNxIOという名前がついていても、基本となるハードウェアはBlackmagic Deisgn Ultra Studio 4K Extremeと同一のものとなっています。
パッと見た目で判断出来る違いは、パネルのカラーやフロントのロゴだけとなっています。



パネルカラーが違うだけで、見た目の印象もだいぶ変わるのも事実ですが、では両者の大きな違いとは???というと、大雑把に、
  • Avidの新しいコーデックである、DNxHRへのエンコーディングをハードウェアで実行可能
  • 全面パネルのXLR端子に接続したマイクを使用し、オーディオ・パンチインが可能
  • Fusion Connect Plug-in for Media Composerがバンドル
  • Avidによる保証、サービス、サポート

といったところになります。
詳しくは以下のFAQに掲載されていますのでご参照いただくとして、ここでは実際にMedia Composerに接続した状態での動作チェックの模様をお伝えいたします。
弊社では4K出力可能な6G-SDI出力やHDMI出力を搭載したカメラ、デッキなどがありませんので、MCからの出力のみの検証となっております。
この点はご了承ください。

Avid Artist | DNxIO FAQ >>



DNxIOの背面には12/6G対応HD-SDI、コンポーネント/コンポジット、HDMI 2.0などの豊富なビデオ入出力端子の他、ビデオリファレンスや9-Pin Remote、AES/EBUおよびアナログオーディオ入出力が豊富に並んでおり、どんなカメラ/デッキ/モニターでも接続出来る柔軟性が見て取れます。
Mac/PCとの接続には、Thunderbolt 2.0もしくはiPassケーブルによるPCIe接続が選べ、ホストすら選ばない充実ぶりですね!
ただし、Thunderboltケーブル、PCIeホストカード/ケーブルは別売りとなりますのでご注意を!



前述させていただいた通り、弊社の環境ではSDI接続出来るビデオ機器がございませんので、上の写真のようにモニター出力にはHDMIを、Macとの接続にはThunderboltを使用してみました。
写真にも写っていますが、電源は最初からリタンダント電源を搭載しており、クリティカルな現場でも安心して使用出来そうです。

Thunderbolt接続するMacには、Mac OS X 10.9.5にMedia Composer 8.4.5をインストールしたMacBook Pro Retina “15を使用し、Blackmagic Desktop Video 10.5.4をドライバーとして選択しています。
それでは早速Media Composerプロジェクトを作成してみましょう!



と思いきや、最初にDNxIOを接続したとたん、Software Updateを促すダイアログが・・・
まずはDNxIOのファームウェア・アップデートをする必要があったようです。



わりと長い時間待たされるアップデートでしたが、この間はどちらのマシンも電源を落としたり、ケーブルを外したりしないでください!



アップデートが完了すると、上記キャプチャのようにDNxIOのリスタートを求められますので、OKボタンを押してから電源ケーブルを外し、Thundeboltケーブルも外します。
ひと呼吸おいてから再びそれぞれのケーブルをつなぎ直せば、アップデートは完了ですね!



念のためSystem ProfileでThunderboltを確認してみると、きちんとArtist | DNxIOとして認識されているのが分かりますね!
もちろん、ファームウェア・アップデートを追加で求められるようなこともありませんので、これで準備が整ったことになります。

早速プロジェクト作成です。
今回は4K、といってもUHD(3840 x 2160)24Pのビデオ素材がありましたので、これを使用したUHD Media Composerプロジェクトを作成してみましょう。
ビデオのコンテナはQuickTime .mov、コーデックはProRes 422HQです。



Media Composer 8から、ラスターサイズに左右されないAvid DNxHRコーデックが採用されたことにより、上の図のようにUHDプロジェクトはもちろんのこと、4K DCIプロジェクトまで作成出来るようになっているのは皆さんご存知の通りでしょう。
ちなみにフォーマットタブをプルダウンすると、2K / 4K / UHDなどのサブメニューで様々なフレームレートが表示されますので、迷うことなく作業に入ることが出来るでしょう。



今回はProRes 422HQの.movファイルを使用しますので、作成したプロジェクトにUHDビデオファイルをAMAリンクするのも一瞬で完了です。
ビデオクリップ自体のデュレーションは15秒ほどですので、この後ろにさらにもう一つのクリップもつなげて再生してみました。



当たり前ですが、DNxIOのフロント・ディスプレイにもタイムラインに置かれた映像が映ってますね!
ところが・・・

DNxIOのHDMIアウトから接続したディスプレイには何も映っていません・・・
確かに弊社には4Kモニターの準備がございませんので、HD解像度のディスプレイを使用してはいるのですが、UHD > HDのダウンコンバージョンはハードウェアで実行可能なはず・・・
と思って、よくよく仕様を確認してみると、どうも4K / UHDのハードウェア・ダウンコンバージョンは、HD-SDI OUT Bからのみ出力されるということでした!

Avid Artist | DNxIO 仕様 >>

残念ながら、弊社の現状の環境では4Kモニタリングは不可能ということになってしまいました・・・
4Kディスプレイ導入を強力にプッシュしますので(笑)検証が可能になるまで今しばらくお待ちください!

ということで、次回はプロジェクト・フォーマットをHDに変更したい上で検証した様子をお話させていただきます!
Miyaji Professional Divisionでは、Media Composerのシステム全般はもちろんのこと、Pro Tools HDXとのVideo Satelliteを含めたご提案を行わせていただいております。
お問合せはお電話 03-3255-3332 もしくは下記のお問合せフォームよりお気軽にどうぞ!

お問合せはこちら >>

(文:Miyaji Pro Division:梓澤)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

製品名/キーワード検索

カテゴリー

アーカイブ